自己陶冶(じことうや)

中村天風さんは、誦句(しょうく)集の中で潜在意識の使い方について述べている箇所がありますので転記します。

流れ星の写真

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「自己陶冶(じことうじ)」

さればわれ人ともに より良き優れし人生に活きんには、先ずこの尊厳なる生命内圧の力を発現せしむるに如かず。

而してこの力こそは、自己の心鏡を正しく 怠らず清く払拭(ふつしき)することによつてのみ その全能を発揮す。

先哲既に叫んでいわずや。

「親しき計画の成就はただ 不屈不撓(とう)の一心にあり」と。

かるが故に心に心して常に心に、気高き理想と高級なる想像とを 強烈に抱かしめよ。

そはとりもなおさず 心鏡払拭に対する唯一つの手段なればなり。

さらばひたむきにただ想え、気高く 強く一筋に。

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この誦句について、京セラ創業者の稲盛和夫さんは下記のように述べています。

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先述の中村天風さんが、この「持続した願望は実現する」ということを次のように端的に表現されています。私も京セラのスローガンにしたり、また、盛和塾の例会で紹介したこともありました。

「新しき計画の成就はただ不屈不撓(ふくつふとう)の一心にあり。
さらばひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に」

皆さんも会社の経営計画などを立てる際は、
「会社をこういうふうに立派にしたい」と考えると思いますが、
「その成就はただ不屈不撓の一心にあり」、
つまり、どんな困難が立ちはだかっていようとも、
自分は一心不乱に努力をするのだという心構えが必要なのです。

その姿勢が、この「さらばひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に」という言葉に表現されています。

どんな艱難辛苦(かんなんしんく)が待ち受けようともくじけない、
岩をも通すような一念でやり遂げてみせる、
そのように純粋に思い続けるということが成功の源なのです。

(京セラフィロソフィより引用)

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