「この人あり」と注目される「森信三」氏の言葉
一.百円の切符が九十八円で買えないことは、五円で買えないのと同じである。
もの事は最後の数パーセントで勝敗が決まる。
※ 最後まで手を抜かずに尽力しなさい、最後の詰めをしっかりしなさいということでしょうか。
二.お金に困らぬ人間になる工夫
(一)大きなお金をくずすのは、一日でも先きにのばすこと。
(ニ)お札を逆さに入れたり、ハチあわせにしたりせぬこと。
(三)財布を幾つか持っていて、それぞれの用途や向きに応じて別々にしておくこと。
※ 私は財布は一つしかもっておりませんし、お札を逆に入れたりしておりました。
注意して善処したいと思います。
三.人間もつねに腰骨を立てていると、自分の能力の限界がわかるようになる。
随って無理な計画はしなくなる。私が今日まで大たい計画の果遂ができたのも、その根本はこの点にある。 ※ わかりました。常時腰骨を立てるように心がけます。やっていると心がしゃんとしてきますね。
四.仕事に処する三つの秘訣
(一)思い切って「とにかく手をつける」即今着手のこと。
(ニ)一度着手した仕事は二等分線を越えるまでは一気呵成にやってのけること。
(三)仕上げはまず八十点級のつもりで、絶対期限をおくらさないこと。この良い意味の拙速主義が大事です。 ※ この言葉はとても参考になります。仕事に対する姿勢の大切さを自覚しました。
五.本の求め方について
(一)その時いちばん読みたい本、自分の魂の要件を本当に満たしてくれるものを読むこと。
(ニ)一時に一冊しか買わないこと。
(三)買ったらすぐにニ、三十ページを読むこと。
※ 一時に一冊しか買わないこと、と言われていますが、この文章を読むまでは数冊同時に購入していたので、 これからはその度一冊づつ購入し、買ってきたら2-30ページ読んでいこうと思いました。