平成25・26事務年度の調査に基づく申告漏れ相続財産の金額
国税庁の相続税調査実績によれば、
申告漏れ財産のうち現金・預貯金及び有価証券などは、50.8%(平成26)、50.9%(平成25)となっています。このことから、相続税の税務調査は金融資産が中心であることがわかります。
被相続人名義の預貯金や株式ではないものの、名義預金等として課税されているケースが多いのだと思われます。
又申告漏れ相続財産のうち土地が12.8%(平成26)、13.6%(平成25)を占めています。
この数字は申告漏れによるものというよりは評価の方法に問題があったので修正されたことによる課税と思われます。