健康寿命

2019年4月26日

健康で長生きをしたい、というのは誰でも望む事ですが、5つの項目を注意しながら生活すれば健康寿命が延びるという新聞記事(2017年7月25日・日本経済新聞)がありましたので掲載しました。

健康寿命 2 年の違い、禁煙や睡眠…生活習慣改善で!!

健康的な生活習慣の人とそうではない人で、自立した生活が送れる「健康寿命」に最大で約 2 年の違いがあることが、厚生労働省の研究班の調査で分かった。

65 歳以上の人を 9 年間にわたり追跡調査。健康的な生活をした場合は、要介護になったり亡くなったりするリスクを半減できることが明らかになった。

2006 年 12 月、宮城県大崎市で 65 歳以上の住民に生活習慣などに関するアンケートを実施。

要介護認定の情報提供に同意するなど、条件を満たした 9746人について 9 年間にわたり追跡調査した。

研究班は「健康的な生活習慣」の判断材料として

①たばこを吸わないか禁煙して 5 年以上

②1日に平均 30 分以上歩く

③平均睡眠時間が 6~8 時間

④野菜を多めに取る

⑤果物を多めに取る――の 5 項目を検討。

該当するのが 0~1 項目だった人は「身体機能の低下なし」が 62.5%だった

のに対し、5 項目すべて該当する人は 87.2%だった。

また、5 項目該当する人は 0~1 項目の人との差は、▽2項目で 11.5 か月▽3項目で 17.4 か月▽4項目で 23.9か月▽5項目で 25.4 か月――という結果が得られた。 (2017.7.25 日本経済新聞)