兆しを察知する力

2019年4月25日

今読んでいる本の中に興味のある文章がありましたので、 下記に記載します。   『大人を見て真似をすることで基本の型を身に付けると同時に、 養われるのが「見る力」です。大人のコピーをしながら、現実を しっかり見る、見逃さない、ないがしろにしないという訓練をす るからです。 見る力がある器用な人は、型をすぐに自分に反映させて、真似 ができるようになります。ところが、後に人に教える立場になっ た時、教え上手なのは不器用な人だといいます。それは、なぜで きないのか、どうしたらできるようになるのかを、自分で考え、人 一倍見て、真似て、それを繰り返す、こうした努力をより要した ため、結果として多くを学び、見る力が養われ、上達法を身に付け ていくからです。 「見る」とは見えないものを「観る」、洞察力の入り口でもあり ます。見龍の段階でこの見る力という基盤をしっかりと身に付け られたなら、現状を把握して、そこから情報を得るという能力が 鍛えられていきます。』 「リーダーの易経」竹村亜希子著(角川SSC新書) 1418105343040 どうしたら、物事がうまく進むのか、段取り良くいくのかという思い が頭を過ります。そのような時に上記のことをふと思ったので記載 しました。とてもすばらしい文章だと思いました。 長い文章ですが、読んでいただきありがとうございました。