和歌山県、白浜、リゾートとITの町に!!
リゾート地の和歌山県白浜町が「ITの街」に変わろうとしている。
県や白浜町はIT企業向けオフィスを2棟整備。
近く3棟目整備も視野に入れる。観光ホテルを運営する白浜館(同町)もこうした動きを受け、約5億円を投じてビジネス客向けホテルを年度内に開業する。
南紀白浜空港の民営化も追い風となる。
県は、働きながら余暇も楽しめる新興ビジネスの新たな拠点にする考えだ。
和歌山県と白浜町が、同町をIT企業の集積拠点にする取り組みを進めている。キーワードは「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を合わせた造語「ワーケーション」だ。
自然豊かなオフィス棟で仕事をし、休日はリゾート地でリフレッシュする。
同町はオフィス棟を2棟整備し、現在、顧客情報管理(CRM)最大手のセールスフォース・ドットコムなど11社がサテライトオフィスなどを構える。
すでに両棟とも満室になり3棟目を整備する予定。ワーケーション構想には三菱地所も賛同し、2番目の棟にオフィスを整備中だ。
こうした動きを受け、白浜館は同町にビジネス客が主な対象のホテル「シーモアレジデンス」を今年度内に開業する。
ITオフィスなどを訪れる客が増え、ニーズが高まると判断した。同町の宿泊施設は観光客向けが多く、仕事で来た来訪者からは「宿泊施設は多いがビジネス向けがない」との声も上がっていた。(2018年12月7日 日本経済新聞より引用)
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