相続税・2016年事業年申告漏れ追徴額増加!
日本経済新聞(2017.11.4朝刊)によれば、相続税の税務調査で約8割が申告漏れなどの指摘を受けている、
という記事がありましたので、掲載いたします。
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国税庁は10月13日、今年6月までの1年間(2016事務年度)に全国の国税局などが実施した相続税の税務調査の結果を発表した。
申告漏れ総額は3295億円と15事務年度比9.7%増加、追徴税額も716億円と22.8%増えた。
海外資産に関連した調査件数は917件と集計を始めた01事務年度以降で最多だった。
14年に発生した相続事案が調査の中心。1万2116件が対象となった。
このうち約8割で申告漏れなどが指摘された。申告漏れがあった財産のうち、現金・預金などが約1千億円を占めて最多だった。
資産運用の国際化などを背景に国税当局は海外資産に関する調査を重点的に実施している。
海外資産に関連した申告漏れは52億円と15事務年度比で12%増えた。
北米やアジアに持つ資産を適正に申告していない事例が目立った。(2017.11.4 日本経済新聞)