10,000件以上の鑑定評価の真実

2019年4月26日

私はブログで「1986年(昭和61年)より、北海道から沖縄の離島(宮古島)まで関西の民間法人・個人を中心に日本の不動産(土地・建物・ゴルフ場等)について10,000件以上の鑑定評価を行ってまいりました」と記載しましたら、読者の方から不信がられているようなので、ご説明申し上げます。

私は大手プレハブメーカーを退職後すぐに鑑定事務所を開業しましたが、すぐには仕事はなく、ある人の紹介で、簡易鑑定(当時はイエローペーパーといっていました)をすることをすすめられ業としました。

一つは生命保険会社の子会社、都市銀行及びその子会社、地方銀行等の仕事をご紹介いただきました。関西の金融機関の約半分程度の法人様とのお仕事をさせて頂きました。

てんてこまいの毎日で、10名弱の社員で手分け分担し6~7年続いたと思います。

この頃からバブルがはじけ、こんどは銀行等の担保物件の後処理におわれました。

さらに金融機関の合併に伴う仕事が山ほどありました。これは短期間(3~4か月)の仕事が各金融機関ごとに時期がずれて仕事をお受けいたしました。

各金融機関の合併が落ち着いてからは弊社では簡易鑑定の仕事は影を落とし、一般鑑定等の仕事をメーンとして仕事をおしすすめておりますが、これらの鑑定の件数の合計は1万件を超えています。

これだけの件数がこなせたのは、時期がバブルであったこと及び銀行の合併があったことが大きく左右していると思います。

これも皆様のお蔭と感謝申し上げております。ありがとうございます。