住宅着工 7月8.9%増、相続税対策等で貸家建設がけん引!!
2016年7月4日付の日本経済新聞(KOBAKANニュース8月19日号 Vol.84)にアパート建築が急増し、空室リスクが懸念されますという記事が掲載されています。
さらに2016年9月1日付日本経済新聞では、今年7月の新設住宅着工戸数が8.9%増えました、という記事がありました。
そのうち貸家は単月としては2008年以来の高い水準です、とあります。
記事の内容は以下の通りです。
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国土交通省が31日発表した7月の新設住宅着工戸数は前年同月比8.9%増の8万5208戸だった。うち貸家は3万7745戸と、単月として2008年12月以来の高い水準を記録した。
相続税の課税強化や超低金利を背景にしたアパート建設が増えている。新設着工の年率換算値(季節調整済み)は100万5千戸と、3か月続けて100万戸を超えた。
種類別では持ち家が6%増、貸家が11.1%増、分譲住宅が9.1%増と、貸家が全体の伸びをけん引した。国交省によると、15年1月の相続税課税強化を受けた節税対策に加えて「低金利でローンを組みやすい」などの声が出ている。