路地状開発と広大地判定

2019年4月26日

①先日下記のような土地について、広大地になるか否かの相談がありました。潰れ地の道路の画像

別図1のように開発道路を設置し100~130㎡の区画割をすれば、別図1の北奥区画-3の

宅地の利用者のみのための開発道路となり、潰れ地を生じさせてまで開発道路を設置する

経済合理性はあるのかという考えが浮かんできます。別図1の区画-3を路地状開発に

すれば開発道路は不要となり、本件土地は潰れ地を生じさせる必要はないということになります。

②されば、近隣地域における標準的画地について再度検討した結果、60~80㎡が標準的な画地と判断した結果、別図2のような開発図面を作成しました。

別図2は区画-3、区画-5のために開発道路を開設すると共に本件土地の総区画数は10区画となりました。

別図1及び別図2を検討すると共にその地域の標準的な宅地の地積について総合的に検討した結果、本件土地は別図2のように道路開設による開発をするのが経済的に最も合理的な開発であると判断し、広大地としての意見書を提出しました。

このような状況については、よくあることと思われます。

その地域の範囲をどうとるかによってその地域の標準的な宅地の地積に大きく影響

がでてきます。くれぐれも注意して広大地の判定をするべきと思います。

 ◆別図1◆

SKMBT_C20315050717020_03

 

 

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 ◆別図2◆

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Posted by koba