住宅ローンの返済と住居の確保
住宅ローンの返済が苦しくなり、「1年間に約6万件の住宅が競売にかけられている」
(2011.6.6週刊「AERA」)と言います。
国土交通省の調査によりますと、2010年の住宅着工戸数は対前年比3.1%増の81万3,126戸です。
年間の着工戸数に比べれば少ないように思われますが、これはとても大きな数字だと思います。
給与も伸びないし、雇用も安定していない状況で無理は禁物です。
政府は住宅取得優遇政策や長期固定金利の住宅ローン「フラット35」などを活用するように薦めていますが、
これは政府の景気浮揚政策等の思惑が隠れているので、住宅ローンは出来るだけ無理をせず、少なく借りるようにしましょう。
例えば、調理師専門学校として有名な『(学)辻学園』は、平成23年4月26日大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、同日同手続開始決定しました。
平成18年4月に総額20億円をかけて新校舎を建てた事がきっかけで左前になってしまいました。
人口は減ってきて、入学者が激減したため支払いが出来ずに破綻してしまいました。
新校舎を建てずに古い校舎で我慢していれば生き延びれたはずです。
これと同じと言いませんが・・・、無理をする時期ではありません。
住宅ローンの支払いが、大変になりかけたら我々不動産鑑定士か、債務整理の専門家に相談下さい。
競売を避けて任意売却か、他の方法で、住居を確保する方法を模索する事をお勧めします。
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