賃料減額請求に対する最高裁の判例
借地借家法32条1項の規定は、強行法規であり、賃料自動改定特約等の特約によってその適用を排除することはできないものである。 そして、同項の規定に基づく賃料減額請 ...
賃料減額請求に相当期間必要か。最高裁・判例
相当期間の経過は賃料が不相当かどうかの判断の一事情であるとした事例 最判平3・11・29(判時1443・52、判タ805・53、金法1314・27、金商933・ ...
【判例】賃借人に対する背信行為
賃貸人に対する背信行為と認めるに足りない特別の事情について判例がありましたので掲載します。 【賃借人が、借地上の建物の建て替えに当たり、賃貸人から得た承諾とは異 ...
【判例】立退き料について
【解約申入れの6か月以降になされた立退料の提示を当初の解約申入れの正当事由の判断に際して参酌した事案】 最判平3・3・22(判時1397・3) 建物の賃貸人が解 ...
借地権の譲渡・転貸にあたるか否か
借地上に駐車施設を設けて駐車場とすることに関する判例がありましたので掲載します。 【借地上に駐車施設を設けて駐車場とする行為は借地の転貸に当たらないと解した事例 ...
土地の譲渡・転貸での注意事項
そのような行為は自らその借地権を放棄したことになるという判例がありましたので掲載します。 【借地上の建物賃貸は土地賃借権の無断譲渡ではなく、かつ、土地賃貸借契約 ...
借地非訟事件と借地条件変更
借地条件変更の裁判(借地非訟事件)における判断要素についての記事がありましたので掲載します。 貸主との協議が調わない場合には、借地条件変更の裁判を得る必要があり ...
立退き料
立退き料の支払と引換に明け渡しを認容した判決がありましたので、掲載します。 【立退料の支払と引換えに明渡しを認容した判決】 最判昭46・11・25(民集25・8 ...
造作買取請求権(判例)
造作買取請求権についての判例がありましたので掲載します。 東京地判平21・3・27(平19(ワ)27719・平20(ワ)3870) 「原告は、本件建物を賃借中、 ...
使用貸借と建物の存続
建物所有目的と使用貸借の期間 建物の所有を目的とする土地の使用貸借の期限についての判例がありましたので掲載します。 土地の使用貸借の目的が建物の所有の場合には、 ...