預金も遺産分割対象に、最高裁・判例見直しへ!!
国税庁税務統計によれば、相続財産のうち1位が土地・建物の不動産(約51.2%)、その次の資産が現金・預貯金等(25.6%)を占めます。 その預金が今まで遺産分割 ...
中古自動車の販売展示場として使用する目的の土地賃貸借に借地法の適用がないとされた事例 (東京地判平7・7・26判タ912・184)
本件は、賃借人が、本件借地を中古自動車の展示場として使用し、その一画に事務所、整備工場を所有していたところ、賃貸人が、本件建物の収去、土地明渡しを求めた事例で ...
賃料不減額特約
【事例】 土地の賃貸借において、3年毎に消費者物価指数の変動率等により賃料を改定するが、同変動率が下降しても賃料は減額しない旨の特約は有効か (最(三)判平16 ...
公租公課を下回る地代は、債務不履行か!!
【賃借人が公租公課の額を下回ることを知りながら 賃料を支払った場合に債務不履行責任を認めた事例】 判7 最判平8・7・12(判時1579・77) 賃料増額請求に ...
家賃の鑑定評価の依頼、家賃が不相当となる要件!!
家賃の不相当性を認定する際の要件として、一般的に考慮されるのは以下の3点であるのも借地における地代と同様です。 1.前回の家賃決定以来相当の期間を ...
借地権価格と立退料の関係
「借地権の付着する土地を購入した地主が借地人に対し、正当事由に基づく更新拒絶をしたところ、一審判決は、正当事由は認められないとしたが、(東京)高裁 ...
媒介業者の隠れた瑕疵の責任について
最近、「媒介業者の媒介で土地を購入しましたが、大量のコンクリート塊等が埋蔵されていたとして媒介業者が損害賠償請求された」判例の解説書を読む機会がありました。 媒 ...