家賃の減額は、どのような場合に認められるのでしょうか!!
賃料減額請求権を行使するに当たって考慮すべき事項には次のものがあります。 (1)土地若しくは建物に対する租税その他の負担の減少 土地、建物に対する租税としては、 ...
適正な継続賃料の算出方法はどれが適正か!
差額配分法、利回り法、スライド法、賃貸事例比較法及び収益還元価格を求めるうえで必要な適正な地代を算出する方法を用いて算出した金額の中間値を相当賃料額とした事例( ...
定期借地権について考える
国土交通省のHPの定期借地権の項目を見ていますと、旧法借地制度の問題点として ①土地が返還されない問題 ②キャピタルゲインが借地人に移転する問題 ③地価上昇に見 ...
公租公課を下回る地代の供託(きょうたく)は可能か!
公租公課を下回る地代が供託(きょうたく)されていた場合に著しく不相当な地代であるとして信頼関係の破壊を認め、無催告解除を有効とした事例 (東高判平6・3・28( ...
地代が不相当になる要件
地代の不相当性を認定する際の要件として一般的に考慮されるのは以下の通りです。 1.前回の地代決定以来相当の期間を経過していること 営業用の借地は3年から5年。住 ...
賃料の鑑定依頼
賃料増減額請求をなすためには、従前の合意賃料がその後の経済事情の変動等の事情の変更により不相当となっていることが必要です。 不相当性を判断するための要素は、条文 ...
借地非訟事件の活用!
たとえば、借地についての契約内容の変更や借地権の譲渡などの場面で、土地の所有者と借地権者との話し合いがつかない場合に、裁判所が借地条件を変更したり、土地賃借権の ...
賃料を減額しない旨の特約は有効か
最高裁の判決に下記のものがあります。 事例:土地の賃貸借において、3年毎に消費者物価指数の変動率等により賃料を改定するが、同変動率が下降しても賃料は減額しない旨 ...
公租公課を下回る地代が供託されていた場合に著しく不相当な地代であるとして信頼関係を破壊を認め、無催告解除を有効とした事例
公租公課を下回る地代が供託されていた場合に著しく不相当な地代であるとして信頼関係の破壊を認め、無催告解除を有効とした事例 本件は、公租公課を下回る地代が供託され ...
地価の把握と基準地価!!基準地価(7月1日現在の価格)6年ぶり住宅地上昇(3大都市圏)しました。
国土交通省は9月18日、今年7月1日時点の基準地価を発表しました。 市場に出回るお金を増やす大胆な金融緩和などを背景に、東京・大阪・名古屋の3大都市圏の住宅地は ...