相続税の調査(国税庁)について
平成26年事業年度の相続税の調査が国税庁から発表(平成27年11月)になっています。
その中で相続税の実地調査の結果が発表されています。
実地調査の件数 12,406件。
被相続人の数が56,239人ですから、被相続人の約22%が実地調査対象者ということになりますね。
この実地調査のうち申告漏れ等が 10,151件で、申告漏れ課税価格は3296億円、
実地調査1件当たり 2,657万円となっています。
実地調査を受けた12,406件のうち約81.8%の方が申告漏れ等であったという驚きの結果が出ています。
1件当たりの価格は結構高いですね。驚きです。
申告漏れ相続財産の金額の内訳は下記の通りです。
・現金預貯金 1158億円
・有価証券 490億円
・土地 414億円
土地は隠すことが難しいですが、現金預貯金は隠しやすいからですか…。
よくわかりませんが、結構多いですね。