2009年基準地価について

2019年5月10日

国土交通省は、917日、2009基準地価(7月1日時点)を発表しました。紙に書かれた矢印

全国の全用途平均で前年比4.4下落しました。下落幅は081.2)から拡大し、特に商業地と大都市圏の不振が目立ちます

大阪圏(大阪府全域と京都府・兵庫県・奈良県の都市部を含む)の基準地価は、商業地が7.1、住宅地は4.5下がりました。ともに4年ぶりのマイナスで、全調査地点で下落。

昨年3割強上げた大阪市の御堂筋沿いの商業地が2割超下がるなど、上昇率の高かった地点ほど大きく下落しました

住宅地  商業地  全用途
大阪圏  △4.0   △5.9  △4.0
全 国  △4.5   △7.1  △4.9

 

大阪圏の商業地も7.0の下落で4年ぶりのマイナスです。
大阪市は11.2下がりました。特に中心6区はオフィスの賃料下落や空き室率の上昇、マンションの販売不振が重なり、13.3下がりました。(2009.9.18 日本経済新聞)

 

地価が下落傾向の時の不動産売買価格の決定は、慎重にしたいものです
特殊な案件や市場性の劣る案件は更に留意しましょう。

 

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