特別の事情の有無と不動産鑑定
借地権付き分譲マンション(10 階建)の敷地(底地)の価額は、評価基本通達に基づく価額ではなく鑑定士の鑑定評価額によるべきだとする裁決事例 (平成9年12月11 ...
土地の時価と相続税法22条
不動産特に土地の時価についての争いが絶えません。 相続税法上の時価は、あくまで通達によって定められた時価であり、なおかつ相続税の申告時に使われる時価です。 しか ...
相続税法上の時価と鑑定評価
財産評価基本通達によって求めた価格よりも、不動産鑑定士が求めた鑑定評価額が相当だという裁決事例(平成12年4月18日裁決 大阪)がありましたので掲載します。 1 ...
マンション適地と広大地判定
本件土地は、第一種低層住居専用地域(建ぺい率50%、容積率100%)の地域に存するが、相続開始後本件土地上にマンションが建設されている事、さらに本件土地と同規模 ...
無償返還の届出と土地評価について
無償返還届出書の提出されている土地の評価は、自用地の価額の80%が相当とする裁決事例(平成13年6月6日) 1.事例の概要 本件土地上には鉄筋コンクリート陸屋根 ...
相続税法上の時価と鑑定価格
相続税評価額は審判所が算定した時価を上回っているとして、時価を上回る価額による処分の一部を取り消した事例(平成9年12月11日裁決・公開)です 相続における更正 ...
鑑定評価額によるべき特別な事情があるか否か、が争われた事例
相続により取得した私道の価額は、鑑定評価額によるべき特別な事情があるか否か、が争われた事例(東裁(諸)平 23 第 99 号 平成 23 年 12月 19 日裁 ...
不動産評価基準からみた不動産の時価について
不動産鑑定士は、不動産の価格を求めることを仕事としています。 不動産鑑定評価基準では価格の種類は4つあります。 ①正常価格 ②限定価格 ③特定価格 ④特殊価格 ...
低額譲渡の事例
低額譲渡の事例です。平成16年3月8日裁決・熊本(公開) 個人が、本件土地を法人に売却したその価格が低すぎるのではないかと争いになった事例がありますので掲載しま ...
底地と評価のポイント
底地とは、宅地について借地権の付着している場合の宅地の所有権をいいます。 底地の鑑定評価の求め方は実際支払賃料に基づく純収益等の現在価値の総和を求めることにより ...