被相続人と請求人の妻との土地の賃貸について、妻は借地権を有するので、本件土地は底地として評価すべきか!(平成8年10月24日裁決 大阪・非公開)
本件は、被相続人と請求人の妻との土地の賃貸という身近なところで起こるであろう土地の賃貸借において、 借地権という権利を認めるか否かが争われた事例です。 借地権が ...
被相続人と法人Aとの土地の賃貸について、本件土地の賃貸が使用貸借であっても、法人Aには本件土地の借地権相当額があるとした事例(平成9年2月17日裁決 大阪・非公開)
1.事例の概要 本件は、被相続人と法人Aとの土地の賃貸借関係について、借地権課税が問題になった事例です。 この事例をみて思ったことは、個人と法人とでは課税のしか ...
広大地評価・判定とマンション適地の判断について
広大地判定とマンション適地の判断について ホームページからのお客様で、広大地についてお問い合わせがありました。 『広大地評価判定について、相続発生日現在、4階建 ...
評価単位が争いになった事例
土地評価において、 評価単位が争点になった裁決事例(平成11年1月25日裁決・名古屋・公開)がありましたので掲載いたします。 ***** 請求人らは、本件各土地 ...
亡くなった人の遺産を国が相続するケースが増え続け、10年で2.5倍に!!
急速な少子高齢化が進む日本で、亡くなった人の遺産を国が相続するケースが増えているという新聞記事(日本経済新聞2017.4.16)がありました。 個人の『遺産が国 ...
毎年コツコツ贈与していたのに、名義預金と認定された事例
『父は10年前から年に1回、子供と孫名義の通帳に、贈与税の基礎控除以下で定額貯金を積み立てていました…… 私たちが納税資金に困らないよう心配し、私たち名義の通帳 ...
法定相続分の預金、最高裁払い戻しを認めず!!
これまでの判例では、預貯金は遺産分割の対象外だったので、 相続人全員の合意がなくても自身の相続分を払い戻すことができたが、 昨年の最高裁の大法廷決定は過去の判例 ...
景気回復 戦後3位、アベノミクスで52か月!!
日本経済新聞(2017.4.6)によれば、『2012年12月に始まった「アベノミクス景気」が1990年前後のバブル経済期を抜いて戦後3番目の長さになった』と述べ ...
広大地評価判定と路地状開発
広大地評価が可能か否かによって、不動産の評価額がほぼ半額に減額される広大地評価。 先日ご相談をお受けした案件が広大地になるか否かを検討してほしいという事でした。 ...
金融機関による不動産向け融資、過去最高!!
最近新聞に不動産に関連する記事が多く掲載されています。 異常だから新聞記事になる、とみていいと思います。 たとえば金融機関による2016年の不動産向け融資が12 ...